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断熱付きガルバリウム鋼板の屋根カバー工法の注意点ついて 仙台市 外壁塗装・屋根リフォーム専門店スマートプラス 

堀井良範様

皆様こんにちは。

仙台市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のスマートプラスで代表をしております和田と申します。

2月も中旬に差し掛かり、塗装工事は気温が5度以下のため開始することはできませんが、板金工事は品質に影響がないため、今年1番最初の屋根工事 Tルーフのカバー工法が本日より始まっております。

さて本日はその屋根カバー工法でも使用される断熱付きガルバリウム鋼板についてお話をさせていただきます。

弊社の一押しの屋根材は、LIXILのTルーフなわけなのですが、当然、断熱付きガルバリウム鋼板のスーパーガルテクトや横暖ルーフといった屋根材の施工もさせていただくことがあります。

ただ、これらの屋根材を検討されている方には、必ず事前にお伝えさせていただく注意点がございます。

それは断熱付きのガルバリウム鋼板であるスーパーガルテクトの推奨施工エリアは積雪量30㎝以下で使用することがメーカーのカタログに明記されていることです。(横暖ルーフは北海道エリア対応不可の記載)

理由としてはこちらの文面にあるとおり、すが漏れを起こす危険性があるためです。

すが漏れとは何か? 

それは屋根や軒先に積もった雪が室内側からの熱で溶かされ、いったん水になったものが氷点下になった際に軒先側で凍結し、内部の溶けた水をせき止めてしまい、行き場を失った水が、屋根材の隙間およびルーフィングの釘打ち部から、室内側に漏水する現象のことをいいます。

端的に言えば、屋根を守るためにカバー工法をしたのに積雪30㎝以上になると漏水をする可能性があるということです。

もちろん仙台あたりで積雪30㎝を超えることは現時点ではほとんどないため、現状は問題はないかと存じます。

ただ気候変動は10年スパンで考えれば、どのようになるかは当然わからないためそこは施主様のご判断となるわけですが、ひとつだけ言えることはLIXILのTルーフであれば、気温が将来的に温暖化になっても寒冷化になってもどちらでも問題がないということです。(Tルーフは積雪1.8mまで問題ありません。また通気層がある分、他の屋根材よりも雪解けが早いというメリットがございます。)

断熱付きのガルバリウム鋼板は施工もしやすく、現場はサクサクとスムーズに進みます。私たち業者としては大変助かる商品です。

ですが、ご検討されている皆様にはきちんと各屋根材のメリット・デメリットをお伝えすることが私たち業者としての使命だと考えておりますので、今回ブログの題材とさせていただきました。

ぜひ施主様には十分にご納得をいただいた上で、ご満足のいく屋根工事をしていただければ幸いです。

ここまでご一読のほど誠にありがとうございました。

スマートプラス 和田

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