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スレート屋根材の塗装の注意点について①|仙台市の外壁塗装・屋根工事はスマートプラス
みなさまこんにちは。
仙台市の外壁塗装・屋根工事専門店のスマートプラスで代表をしております和田と申します。
2月にまさかの気温20度となったかと思えば数日後には雪が積もるというおかしな天気となっておりましたが、いよいよ弊社も3月からの塗装工事開始に向けて着々と動いております。
さて本日はスレート屋根材の塗装のポイントについて2回に渡って解説をさせていただきます。
仙台の住宅の屋根の70%以上の割合で使われているスレート屋根材ですが、こちらの塗装に関しては大きく分けて2つのポイントがあり、1つ目がタスペーサーの設置についてです。
タスペーサーがきちんと必要個数使われているか?
スレート屋根材の塗装にはタスペーサーという屋根材と屋根材がくっつかないように縁切りをするための、プラスチックの部材を必要個数入れる必要があります。
タスペーサーの詳細はこちら
https://www.taspacer.com/product/taspacer/index.html
こちらの部材を入れないと下記写真のようにくっついた状態になり、縦のつなぎ目から侵入した雨水が積止められ水分が内部にこもった状態となり、下地材の野地板の早期の劣化につながり、状況によっては雨漏りをする危険性も出てくるため、必ずと言っていいほど設置をする必要がある材料になります。
※タスペーサーを入れずに小口がくっ付いてしまっている
※くっついた小口部分を持ち上げると大量の水が流れ出す
ここでポイントなのが、このタスペーサーをスレート屋根材1枚の幅が91cmのものに対して、両サイド15㎝のところに1枚ずつ入れるダブル工法で行うのがもっとも効果的な水捌けにつながるとメーカーも推奨しているわけですが、業者が金額を押さえたいのか? 1つしか入れていないケースが多々あるということです。
このタスペーサーが2つ入れるところを1つしか入れない場合は、単純に手間もコストも半分となりますので、お見積を比較検討する際は、ダブル工法なのか?シングル工法なのか?を業者にきちんと確認をする必要があります。
またタスペーサーも屋根の反り具合によってサイズが2種類ございます。適切なサイズが使われているかも大事なポイントになります。
まとめ
あらためてタスペーサー設置のポイントをまとめますと
①タスペーサーの設置はダブル工法で行われているか?
②スレート屋根材1枚91㎝につき、両サイド15㎝のところに1つずつ入れているか?
③適切なサイズのタスペーサーが使用されているか?
この3点を押さえて業者選びの際は、ぜひ比較検討していただければ幸いです。
次回はスレート屋根材の下塗りの塗工程について解説をさせていただきます。
最後までご一読のほど、誠にありがとうございました。
和田
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