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外壁塗装で気を付けるべき点とは?良い業者を選ぶコツとは?【期待耐用年数の過表記について】 |仙台市の外壁塗装・屋根工事はスマートプラス
皆様こんにちは。
仙台市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のスマートプラスで代表をしております和田と申します。
第一回目のシリーズとして外壁塗装で気をつけるべき点について、
2番目のポイントとして塗料の期待耐用年数の過表記について解説をさせていただきます。
期待耐用年数の過表記
期待耐用年数とは、施工を検討している塗料が紫外線からどれくらい長持ちするか?
を各塗料メーカーが促進耐候性試験などを実施してHP上や業者向けに発表している年数のことです。
こちらもポイントを押さえて確認をしないと、誤った塗料選定をしてしまいますので下記をご確認ください。
1・期待耐用年数を開示していない塗料にご注意ください。
塗料には、期待耐用年数を公表していない製造メーカーもあるのもご存じでしょうか?
大手塗料メーカーで例えると 日本ペイント株式会社などがその例となります。
公表を控えている理由としては日本全国で考えれば日照条件は地域環境およびお住まいの周辺環境により様々なため表記することが難しいという考えです。
考え方自体はその企業の方針のため、外部がとやかく論ずる必要はないかと存じますが、お客様の立場になって考えれば、外壁塗装などで検討している使用塗料はどれくらいの耐久性があるのか?が気になってしまうのは致し方ないことだと思います。
そのためスマートプラスでは、耐用年数を開示していない塗料に関して、第三者機関の分析結果などをもとに、推定値でお伝えするようにしております。
※スマートプラスでは年数発表の無い塗料に関して、第三者機関に依頼しデータ検証をしています。
ここで大事なことは、塗料メーカーが期待耐用年数を開示しておらず、かつ第三者機関でのデータ検証もされていない塗料を、外壁塗装を行う業者がただ目の前の仕事が欲しいがために、施主様に多めの耐用年数を伝えて、あたかも安く見せているケースが仙台市でも多くあるということです。
特に外壁塗装で使用をする塗料よりも、屋根塗装で使用する塗料の耐用年数の過表記が多く見受けられます。
外壁と屋根を比較した際に、屋根にあたる紫外線量は1.4倍近くありますので、本来屋根塗料で15年や20年を持たせるというのは、かなり良い塗料を選定しないと難しいはずなのですが、弊社の第三者機関ではよくて10年という判断のものを、他の業者では15年と見積に表記しているケースなどがざらにあります。
そのためお客様に置かれましては、長く持つと思って頼んだのに実際は持たなかった。ということがないように期待耐用年数の根拠についてはきちんと確認をする必要があるかと存じます。
※メーカーのHPには期待耐用年数の記載がしている会社も多くあります。(例 エスケー化研)
もし検討している塗料の期待耐用年数がHP上に表記がないものなどに関しては、塗料メーカーに直接お電話して確認することを推奨いたします。
2・製造から10年以内と実績がない塗料にご注意。
塗料の販売の際に高耐久の期待耐用年数を売りにしていたが、10年以内に多くの不具合を起こし撤退した塗料もあります。
例 TOTO(株) 塗料名 ハイドロテクトシリーズ
不具合の理由まではこちらで記載はいたしませんが、誰もが知っている大手メーカーとて、製造に失敗をするということは塗料メーカーに限らず、他業界も含めて一定数あることではないでしょうか?
また塗料の期待耐用年数を30年とうたっているものでも、塗料メーカーおよび事業部自体が誕生してまだ歴史が若く10年ほどの会社も多数ございます。
実際、塗料メーカーのいうとおりに30年持つかもしれませんし、TOTOのハイドロテクトのように10年以内に不具合が多く発生するかもしれません。
塗料の世界には絶対ということはないので、お客様が塗料を選定する際は、期待耐用年数という指標だけでなく、その塗料ができて何年くらいのものなのか? 塗料メーカーとしての歴史は?なども十分に考慮したうえで判断する必要があるということです。
そのためスマートプラスでは、できる限り実績に基づいた塗料をお客様に推奨しております。
まとめ
ここまで期待耐用年数の過表記についてを中心に書かさせていただきました。
1.期待耐用年数の表記がない塗料
2.製造から10年以内と実績がない塗料
にご注意いただき、今回のブログで書いた内容が仙台で外壁塗装を行う際の業者選定にお役立ちいただければ幸いです。
次回は、外壁塗装で気を付けるべき点の最終章として保証についてお話をさせていただきます。
最後までご一読のほど誠にありがとうございました。
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