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スレート屋根材の塗装の注意点について②|仙台市の外壁塗装・屋根工事はスマートプラス
みなさまこんにちは。
仙台市の外壁塗装・屋根工事専門店のスマートプラスで代表をしております和田と申します。
いよいよ春の塗装シーズン。弊社も次々と現場が着工しております。
今週は少し安定しない天気となりますが、日中は気温は5度以上を超える予報なので職人と相談しながら作業を進める形となりそうです。
さて本日はスレート屋根材の塗装の注意点についての2回目として、前回のタスペーサーの重要性に引き続きもう一つの大事なポイントについて解説をさせていだきます。
1・初めての塗装の際は下塗りが2回必要な理由
表題の件、地域密着で業歴長くしっかりと塗装事業をやられている会社様であれば、当たり前のように知っていることであるわけですが、例えば訪問販売の会社や、地元に本社がない・社歴の浅い会社などのお見積りをお客様から見せていただくと、いまだに下塗りを1回で積算をしているものもあったりし、背筋がぞわっとすることがあります。
それぐらいスレート屋根材の初めての塗装の際は、下塗りを2回入れることが大事なわけですが、ここではわかりやすく写真を使って解説をいたします。
①下塗り1回目
添付の写真は洗浄後の下塗り1回目をおこなっている写真ですが、見ての通り高圧トルネード洗浄でしっかりと汚れを落とすと、屋根材自体の保護塗膜も綺麗になくなり、素地自体がむき出しで見えるような状態になります。
このいかにも吸い込みが激しい状態のところに、吸い込みを抑制するためにシーラーという下塗りを入れる作業が必要になります。
②下塗り2回目
続いて下塗り2回目の作業になるわけですが、1回目の状態をご確認いただくとまだ吸い込みが抑制されていないのがわかるかと存じます。
この吸い込みが止まっていない状況で上塗りをしてしまうと上塗り塗料自体が吸いこまれてしまうため、本来保つべき塗膜の厚みを確保することができなくなり、20年持つはずの塗料が5年くらいでダメになってしまうなど、多くの問題を引き起こすことになります。
③下塗り2回完了
このように下塗りを2回おこない飴色の状態に仕上げると、吸い込みを完全に止めることができているため上塗りの工程に移ることができます。
弊社にご依頼いただいたお客様で30年間ノーメンテナンスだったスレート屋根材の際は、高性能なシーラーを使用して下塗りを2回塗ったものの吸い込みが止まらず、合計で3回塗ってやっと止まったというケースもありました。
そのため、いかに下塗りの状態でこのような飴色(濡れ感)を出すことができるかが大事なポイントとなってきます。
まとめ
スレート屋根材の塗装に関して
①はじめての塗装の際は、下塗りを2回入れる
②表面の状態が飴色にならない場合は、3回目を行い吸い込みを完全に止める
③2回目の塗装の場合でも吸い込みが激しい場合は下塗りを多く入れる。
の3点を押さえて屋根塗装をすることが大事なポイントになります。
是非、屋根塗装をご検討されている方はそのあたりをきちんと行う業者であるか?を確認すると同時に、工事中に施工写真をきちんと納めてくれる会社をお選びいただければ幸いです。
次回は施工現場の詳細をブログで解説していきたいと存じます。
最後までご一読のほど、誠にありがとうございました。
和田
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