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屋根カバー工法 仙台市の施工で気を付けるべき点について② アスファルトシングル|仙台市の外壁塗装・屋根工事はスマートプラス
こんにちは。
仙台市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店のスマートプラスで代表をしております和田と申します。
今年の冬は暖冬ということで、そこまで寒い日もなくこのまま春が訪れそうな空気感ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ちなみに昨日、今日は冬の出稼ぎで和歌山の田辺市のリフォーム会社様に外装の技術指導で出張をしており、関空経由で仙台に戻る待ち時間でこのブログを書いておリます。
さて今日のブログは前回に引き続き屋根カバー工法 仙台市の施工で気を付けるべき点について②として、アスファルトシングル材の施工の注意点についてお話しをさせていただきます。
アスファルトシングル材はアスファルトのフェルトに天然石を吹き付けている屋根材で元々の発祥は北米のものであり、昔のものは芯材に使用していたものがパルプだっため、凍害などの被害でボロボロになってしまっているものもありましたが、ここ20年以内のものは芯材にグラスファイバーが使用されるようになったため、凍害のリスクはなく期待耐用年数も30~40年はメンテナンスフリーとTルーフまでではないにしても高耐久を実現することに成功した屋根材になります。
種類は伊藤忠建材から販売されているオークリッジスーパーや旭ファイバーグラスのリッジウェイ ニチハのアルマなど様々なメーカーから販売されており、会社ごとに保証期間や仕組みが違ったりしております。
オークリッジスーパー
https://www.owenscorning.jp/product/roofing/oakridge-super.html
リッジウェイ
アルマ
https://www.nichiha.co.jp/products/loof/armor/
このアスファルトシングルのご採用を検討する上で必ず知っておいていただきたいポイントが2点ありますので解説をいたします。
1・規定通りのボンドを使用して施工をしているか?
アスファルトシングルの施工の際は屋根材自体を釘で野地板に打ち付けるのとともに、写真のようにボンドを一定間隔で施工をし、圧着をすることで台風などの強風に飛ばされないようにしているわけですが、実際の施工を見ているとこのボンドの施工がとても手間がかかるわけです。
そのため業者によっては打つ箇所を少なめにしたり、ひどい業者であればボンドを打っていないということが起きてしまいます。
またボンド施工部分は最終的には屋根材で隠れてしまうところになるため、きちんと施工したかを後から確認するには剥がさないといけません。
そのため施工を検討されているお客様としては
①ボンドの施工写真をなるべく多めにもらうこと
②使用したボンドの量に関して写真で報告を受けること。
の2点が大事になってきます。
先日も現場近くのアパートの新築工事でアスファルトシングルを施工している業者を見かけましたが、全くボンドを施工せず打ち付けておりました。
きっと大型の台風が来た時には何枚か飛ばされるのだろうなと。同業として本当にちゃんと施工してほしいのと同時にメーカーも施工業者任せにせず、しっかり管理するスキームを考えないといけないのでは?
と改めて思った次第です。
2・アスファルトシングルの重さは金属の約2倍であること
アスファルトシングルの重さについてですが、1平米あたりで換算すると約12キロで、弊社推奨のLIXIL Tルーフは1平米あたり約7キロと2倍弱の重さがアスファルトシングルにはあります。
ただよく重さで耐震性を気にされるご質問をいただくことはありますが、構造計算をすると耐震に影響するほどの重さではないとメーカーからは回答をいただきます。
ちなみにスレート屋根材は1平米あたりの重さが約20キロと逆にアスファルトシングルの2倍の重さになります。
弊社では耐震性がとれてなさそうな古い建物の際は、お客様に事実ベースとしてこれらの重さをきちんと説明をさせて頂いております。
昨今の建物であれば全く心配はないことだと思いますが、屋根カバーをご検討の方は重さについて頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。
3・まとめ
以上2点、アスファルトシングルの施工の際の注意点について
1・規定通りのボンドを使用しているか?
2・アスファルトシングルの重さは金属の2倍であること
を解説をさせていただきました。
当ブログが仙台市および宮城県で屋根カバー工法をご検討の皆様のお役に立てれれば幸いです。
最後までご一読のほど誠にありがとうございました。
和田
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